アーツの【ハイパードライブ】
〈アーツ〉技能判定を行う際、プレイヤーが【ハイパードライブ】の宣言を行うことで、ボーナスダイスを2個追加することができます。この技能判定で、エラーダイス(出目が10)もしくはクリティカルダイス(出目が1)があった場合、以下のどちらか、または両方の処理を行います。
- アーツユニットが破損する。
- 【ハイパードライブ】した〈アーツ〉技能判定でのエラーダイスとクリティカルダイスの合計個数の2倍を危険度とした【アーツ反動判定】を行う。
- このときの【アーツ反動判定】は、非感染者に対しても発生する。
| アーツ技能レベル | ダイス数(+2) | アーツ反動判定発生確率 |
|---|---|---|
| 1 | 3 | 48.8% |
| 2 | 4 | 59.0% |
限界を超えたアーツ行使は大きな効果を生みます。もちろん、それには相応の代償が伴うでしょう。
例
身体2、運勢3、侵食度33のキャラクターが、【ハイパードライブ】して〈アーツ〉技能判定を行い、出目が 1, 10, 4, 7 で【アーツ反動判定】を行う場合
- 生理的耐性は
2 + 3 = 5 - 振るダイスの数は
⌊33 ÷ 5⌋ + 1 = 7 - 危険度=エラーダイスとクリティカルダイスの合計個数の2倍なので
4
7R10[>=5]<=4(10面ダイスを7個振り、5以上を振り足し、4以下を成功として数える)
- アーツ反動判定の成功数が
0の場合、侵食度の上昇はなし - アーツ反動判定の成功数が
4の場合、侵食度を4上昇させる
共鳴者のアルトたちは、大型ドローンの襲撃により絶望的な状況に陥っている。
このままでは共鳴者たちがロストすると思ったプレイヤーは、アルトのアーツを【ハイパードライブ】して使う宣言をした。
アルトの【精神】は6で、〈アーツ:ポルターガイスト〉技能レベルは2だ。プレイヤーはボーナスダイスを2個追加した 4個の10面ダイスを振り、出た目は 1, 10, 4, 1 だった。判定値は 6 + 2 = 8 で、成功数は4だ。
あまりにも極端な出目だったため、ディーラーはアルトのアーツユニットが破損し、その破片がアルトの手に突き刺さる描写をした。
ディーラーは続けて【アーツ反動判定】を指示した。この判定の危険度はエラーダイスとクリティカルダイスの合計個数の2倍である6になる。
アーツ反動判定(危険度6)
アルトの【身体】は3、【運勢】は3、〈侵食度〉は0で非感染者だ。3 + 3 = 6 が生理的耐性になる。振るダイスの数は ⌊0 ÷ 5⌋ + 1 = 1 個だ。
アルトは非感染者のため、ディーラーとプレイヤーの判断で生理的耐性を危険度+2の8として判定することにした。BCDiceコマンドは 1R10[>=8]<=6 になる。
プレイヤーが振った出目は8だった。生理的耐性8以上のため振り足しとなる。振り足した出目は3だった。
8:危険度6より上;生理的耐性8以上 → 振り足し3:危険度6以下 → 成功;生理的耐性8未満 → 振り足しなし
成功数が1となり、プレイヤーはアルトの〈侵食度〉を1上昇させた。
アルトは感染者となってしまったが、その絶大なアーツの力によって巨大な瓦礫を宙に浮かせ、ドローンの攻撃を防ぎきっただけでなく、それをドローンにぶつけて大きなダメージを与えることに成功した。